Q:リハビリはどのようなことをするのですか?

A:神経心理検査などを行い認知機能の状態を把握して、問診や情報収集で生活状況を知り全体像の把握に努めます。その上で、状態にあった卓上療法、筋肉の整体、運動療法、徒手的に内臓機能を整えるなどのリハビリを行います。同時に生活指導も行い認知症改善に向けた専門的な視点でリハビリプログラムを立案・提供いたします。

 

Q:どれくらいの頻度で行うのですか?

A:認知機能や体の状態にもよりますが、1週間に1回の施術を2カ月から3カ月間継続して行うと改善効果が期待できます。

状況によっては頻度が2週間、3週間に1回と間があくこともあるでしょう。その場合は、自宅でできる課題の提供や生活指導もお伝えしますので継続して行ってもらいます。

 

Q:いくつになっても改善はするの?

A:年齢は関係ありません。筋肉もそうですが80歳だろうが100歳だろうが筋肉や脳神経は正しく活性させると成長すると言われています。諦めが改善を遠ざけてしまう原因になっているケースがあります。

 

Q:認知症の診断は必要ですか?

A:認知症の診断は必要ありません。認知症の予防、改善、将来への不安、症状の軽減など認知症に関連するあらゆる悩みに対応します。医師の診断書、介護認定、リハビリ指示書などは一切必要ありません。お気軽にご依頼ください。

 

Q:認知症の自覚がなくて練習に拒否的ですがその場合でも対応できますか?

A:本人が非協力的でも対応できます。認知症の治療と言わず、整体やマッサージ、身体のリハビリに来てくれるなどと拒否につながりにくい言い方でお伝えして頂き、実際のリハビリも状況に応じた方法で行います。間接的ではありますがご家族への生活指導も治療の一環となりますので、対応方法や食事内容、生活環境の改善から治療効果を高めていきます。

 

Q:認知症でかかりつけ医に通院中ですが大丈夫ですか?

A:通院中でも大丈夫です。デイサービス、ショートステイなどの介護保険サービスを利用していても問題ありません。

 

Q:相談だけしたいのですが?

A:携帯電話やPCを用いたオンライン上で施術やカウンセリングを行うこともできますので予約の際にご相談ください。

 

Q:認知症の改善はリハビリの専門家がいいの?

 A:リハビリでも職種による専門分野があります。得意・不得意もあります。認知症に対する知識や対応方法もリハビリによっては異なります。その点、私は認知症リハビリテーション協会の指導を受けた認知症リハビリテーション専門士であることと、病院で認知症に携わってきた作業療法士であるため、認知症改善のノウハウを脳・筋肉・内臓・心・生活の視点でお伝えすることができます。

 

Q:介護予防教室や脳トレだけでは予防や改善は難しいですか?

 A:ちまたには脳トレのドリルや認知症予防・改善に関した関連書籍は多数あり。どれもいい参考になるいいものと思います。しかし、機能低下している脳部位や記憶力の低下や認知症に至った本当の原因も知らずに行うことは効果はさほど期待できないと感じます。まずは今の状態を把握して、自覚することからが改善に向かう一歩と思っています。